納豆について

納豆について述べる。

納豆こそが地球を救うという言葉さえ生まれている。

 

もちろん納豆の原料は大豆である。かつてはどこの田畑でも

あぜ道には大豆が植えられていた。これといった肥料を必要

としない。いや肥料が少なければ少ないほど、立派で美味し

い大豆ができるのかもしれない。

 

それを煮て、発酵させることで納豆ができる。納豆は非常に

身近なものであると共に、人体に対して素晴らしい健康を提供

してくれるのである。

 

納豆と言えばあの糸を引くねばねばを思い出すであろう。

あのねばねばは何か。『ナットウキナーゼ』という酵素

である。このナットウキナーゼは日本人によって発見され

た。1988年、須見洋行教授(現倉敷芸術科学大学)が

画期的な研究発表を行ったのである。

 

納豆には脳梗塞や心筋梗塞などの原因となる血液中の血栓

を溶かすという素晴らしい酵素が含まれていると分かった。

これがナットウキナーゼである。

 

ナットウキナーゼはいまや国際医学語として全世界の人々の

知るところとなっている。

かつてソ連が宇宙食としての納豆研究を行ったことがあった。

 

ナットウキナーゼは高温ではその効力を失ってしまう。

ちなみに高温とは70度以上のことである。

従ってはるか以前から納豆は生で食べることで効力があると

されてきたのは正しい。

しかし今日、納豆は血栓を溶かすという素晴らしい働きの他

に、多くのパワーを秘めている。従って納豆は生で食べてよ

し、揚げてよし、炒めてよし・・・あらゆる料理法で私たち

に健康を提供してくれる。

 

納豆はいまや国民病と言われる糖尿病予防のためにも大いな

る効力を発揮してくれているのである。

納豆に含まれているビタミンB2に血糖値を下げる働きがあ

ることは、かねてから知られていた。不思議なことにそのビ

タミンB2は大豆に多く含まれるが、それが発酵して納豆に

なると約5倍のビタミンB2を含むことになる。

納豆菌は何と不思議な働きをなすのであろうか。

しかも納豆には多くの食物繊維が含まれている。これによっ

てインスリンの分泌が正常な速度で対応することができ、血

糖値の急激な上昇を抑えてくれるのである。

 

糖尿病と共に、今日生活習慣病のもう1つの横綱は高血圧症

であろう。これは塩分の取り過ぎによって生じるとされてい

る。塩分を多く取り過ぎると、血管の壁に悪玉コレステロー

ルが付着して、血管を狭くするのである。

 

しかし、嬉しいことに納豆にはレシチンという脂質が大量に

含まれていて、悪玉コレステロールを抑えることのできる重

要な働きをするのである。

大豆にはリノール酸やリノレン酸など多くの不飽和脂肪酸が

含まれているが、これが悪玉コレステロールを溶かし、血液

をスムーズに流してくれるのである。

そして大豆が納豆へと発酵する過程で増殖する物質が血圧上

昇を抑制する。納豆のこの素晴らしいパワーは加熱しても失

われることはない。

 

骨粗しょう症が今日多くの日本人を悩ませている。それは

カルシウム不足から起きてくるものである。カルシウムを

体内に取り込むためにはビタミンDが必要である。

しかし、血液に多くのカルシウムを取り入れたとしても、

それをなお長く定着させるためには、ビタミンK2という

物質が必要なのである。これがなければ骨になりにくい事

もわかっている。

ビタミンK2は腸内細菌が作り出すものであるとされてい

るが、年を取ると共にそれが減少し、必然的にK2が減っ

て骨が弱くなってしまう。これが骨粗しょう症である。

この骨を丈夫にするビタミンK2は驚くべきことに納豆に

しか含まれていないのである。

 

大豆を発酵させて納豆にするが、この大豆そのものにK2

は含まれていない。まさに納豆は発酵させることによって

奇跡を起こしてくれるのである。

納豆に含まれるK2は人間の腸内細菌が作る量のなんと7

倍も多く含んでいる。

 

さらに納豆の驚くべき効果について述べていく。

頭のよい子は、すなわちIQの高い子どもたちはよく納豆

が好きであると言われてきた。納豆が健脳食として今や全

世界が注目しているのである。なぜであろうか。納豆に含

まれているレシチンが脳の働きを活発にして、記憶力を高

めていくからである。

 

普通、高齢化が進むと脳の活力は弱っていく。その結果と

してボケなどが起きる。

納豆はそのような老人性痴呆症を予防してくれる。脳内の

血管の流れが悪くなると栄養分が脳細胞に十分に行き渡ら

ない。そこでそれらの血栓を溶かして血液の流れを活発に

するのが納豆の中のレシチンなのである。

7  上記についてアドバイスを希望していませんか?

 

  まずはワンコイン相談にてお気軽にご相談下さい。